僕は人生において「価値の受け手ではなく、価値のつくり手とならねばいかん」という気持ちがあります。
価値の受け手、消費者でしかなかったニート&フリーター時代にも、マンガを読みながら映画を観ながら思っておりました。
「いつかはこれを届ける側に回らねば…」と。
別にマンガや映画に限らず、価値あるものをつくって世の中に届けたい。
まだ働くことを知らない、高校生の頃にもプロ野球中継を観ていて感じていました。
グラウンドでプレイする選手とそれを応援するファン。やっぱり見ているだけじゃダメだ。熱狂させられる側ではなく、熱狂させる側になりたい。
テーマパークに行くのもけっこうツラい。
ジェットコースターに乗るための行列に並んでいると、自分がひどくつまらない人間に思えてくる。主体的に遊んでいるのではなく、消費者として遊ばされている感じがしてしまう。
前に書いていたブログの記事にも書いてありました。
「誰かがつくってくれた楽しさを、ただ消費するだけの人間ではダメだ」
先日お会いした、ものづくりをしているおじさんが言ってました。
「ものをつくることの楽しさとは、自分の人生を生きる楽しさ、主体的に自分の人生をつくる楽しさだ」
おお!そうですね!!自分の人生を生きる楽しさですね!ってなった。
ものをつくることは楽しい。それは思っていたけれど、なぜ楽しいのかは言語化できていなかった。そうか、自分の人生を生きる楽しさか。おじさん、ありがとうございました。
話変わって。
こないだミュージシャンの友達と曲をつくりましてな!とても楽しかったです!!
僕はライターなので歌詞を書いて、友達に曲をつけてもらいました。こないだライブで披露したら好評だったそうで、満足満足。いま一番楽しい趣味かもしれない。
音楽に関してはずっと受け手だったんだけど、一度でも自分でつくってみると受け手としての楽しさも倍増するね。
音楽はリズムを楽しむタイプなので「この曲は歌詞がいいんだよ」なんて言うことはあまりなかったのですが、歌詞を書いた後でいつもの曲を聴くと、今までスルーしていたフレーズのすごさに気づく。
YUIのSUMMER SONGの一節
青春ってほんのちょっと意地悪だよね
とか好き。これはいいコピーだ、ってしみじみ味わう。もしこのフレーズを自分で思い付けたらテンション上がるだろうな〜なんて想像したり。
ものをつくることの楽しさとは、自分の人生を生きることの楽しさ。
自分の人生を楽しむためにも、受け手としてより楽しむためにも、自分の周りにあるものを一度つくってみるのはおすすめです。