8月。
・暑い。ぽっかり休みができたので三國無双3をやって遊ぶ。
・夏は早朝が気持ちよい。
・映画『フォードVSフェラーリ』
とても良かった。泣いた。
・中本で冷やし五目蒙古タンメン。
・プレッシャーのかかるタスクがある。いまはやる勇気が出ないので、出るまで逃避することにする。これを始めてしまうと忙しくなるので、その前の貴重な休みと思えばいいさ。
結果、8月10日に着手。ちゃんとやったのでえらい。
・ゴーヤチャンプルー。ゴーヤの火の入りが甘いとくそ苦いが、ガッツリ火入れすると食べやすくなる。
・最近のヒット曲。ブライアン・アダムス「Before The Night Over」
・自分の仕事の栄枯盛衰が激しすぎるよね。同じ仕事をしているのに去年と今年で売り上げが全然違う。去年に売れたものが今年はほぼ売れない。こういうことって普通は10年くらいかけてだんだん下がっていくものなんじゃないの?一過性が過ぎるでしょ。
ブームを追ったつもりはなく、いつの時代にも必要だろうと思う本質的な商品を作ったつもりがこれだから、他人に偉そうなことは言えないね。
自分には叩き直さないといけない部分がまだまだあるということだ。
あーあ。去年でついに峠を越えたと思ったのにな〜。今後の人生はのんびりやっていけると思ったのに。
・「自分が好きなことをやらないと自営業で仕事してる意味がないよね!」みたいなことを最近インターネットに書いていたが、急に自分が子供っぽいことを言っている気になってきたな。仕事ってそういうことじゃないよね。自分が売りたいものじゃなくて、客がほしいものを考えないとね。
さらに言えば、客に必要なものじゃなくて、客が必要と思っているものじゃないとね。これ前者と後者は全然違いますね。
俺は「客のことを考えると、彼らに1番必要なのはこれだろう」という思考で商品を作っていて、それが彼らに必要なことは合っていると思うけど、客がそれを理解してくれなかったら、本当は必要でも、必要としていなかったら売れないのだよな。
普通のことだけど、最近はこれを忘れていた。いいものを作っている自信はあったので。でもそれが売れないということは、今は必要とされていないということだろう。
・客が必要としていること、「こういうのがほしい!」と思っていること。でも彼らより専門性が高い自分から見ると「いや実はそれは必要ないんだよ。むしろ買うと不幸になるよ」と思う。思うが、彼らはほしいと思っているので出せば売れる。彼らはそれを買った結果、やはり不幸になるのだけど。
こういうときに「客がほしいって言ってるんだから売ればいいじゃん」と言う人間を俺は激しく見下している。しかしそういう思考の人の方が営業成績はよい。
買っても客の問題はたいして解決されないと知りながら、客が求めているものを売る。
そういうことを自分も多少はしないといけないのだろう。ここを妥協すると俺の魂は死ぬ気がするのだが、「魂が死ぬ」とか意味わからないことを言っているからダメなのである。売れたか、売れないか。カネがあるか、ないか。商売はそれだけ。絶対にそれだけではないですが、それだけと思ってやってみましょう。俺は仕事や商売にいろんな意味を込めすぎだ。
・今月は仕事で非常に嫌な出来事があったけども、まあこれくらいのことは働いている人はみんなもっとあって、それでも「仕事だから」と耐えているんだろうなと思って、私も忘れることにします。
・嫌なことのせいでダメージを受けた状態で思考していたら、「おれは1人で自営業をすることに向いていないかもしれない」という気づきを得た。昔からうすうす向いていないかもと思っていたが、ここにきて言語化が進む。
「仕事を取りに行く」これがおれにとってあまり楽しくない、自然と努力できない。放っておくと営業しない。
仕事があればちゃんとやるし、やれるスキルはあるのに、仕事がないとただ遊んでいるだけになっている。仕事がない時に自然と仕事を取る活動はしない。いま「よし!」と元気が出た時だけしかやれてないので。自然にできない。やるには気合いが必要。それはつまり苦手だからやめたほうがいい。
今やっている仕事がさ、依頼がバンバン来る状態なら自営業で続ければいいと思うんだよ。でもそうじゃない。そうじゃないところから宣伝や営業をして仕事をいっぱいにしていくのは、お前は不得意だろう。不得意なことをするのはやめろ。
・「人に使ってもらう」という意識を持とう。自分の活かし方について自分でグダグダ言うのではなく。いるべき環境、必要とされる場所に自分を当てはめる。需要のみを考えて居場所を決めるということだな。「需要から考える」というか。
需要のある案件のなかから良さそうなものを精査していく。自分のやりたい気持ちを第1に置くのではなく。必要とされるところに身を置く。ライバルが弱いところに身を置く。需要がある案件のなかで自分がいちばん気に入ったものを選ぶ。そういう考え方。
・おれという人間は我がまま放題しているように見えつつ、そこそこ周りに流されたり、空気を読んだりして人格を調整しているということだ。
・人格を調整。言い得てるね。誰でも空気を読んでキャラを調整しているのだろう。それは自分を偽っているわけではない。どれも本当の自分だ。どの自分が強く出るかが違うだけで。場や役割に合わせたキャラの調整をする。
これが1人だと調整が起きない。場も空気もないので。だから素が出る。いちばんラクな自分、かな。調整をかけない時の自分。
・おれの調整をしない時の素のキャラクターがビジネスに向いてなさそう。素だと気難しい職人の性格が全面に出る気がする。「バンバン仕事取ってくるぞ!」という営業マンみたいなキャラクターが出るならいいのだけどね。
おれの得意な冷静な状況判断や軽いフットワークが出るのでもよい。でもそうではなくてクオリティにこだわるモノづくり職人が出てしまう。特に最近はそう。こだわりと売り上げを天秤にかけた時にこだわりを取ってしまう。ここで売り上げを取れないと1人自営業は難しいのだろう。
・で、1人でいる限りは売り上げを取れるような人間にはなれるような気がしないので1人で自営業をやるのをやめよう。1人で素でいると商売にとってマイナスな性格が多く出る気がする。
・人は自分がいる場所や周りの人や役職などの空気を読んで調整して、タイミングごとにいちばんふさわしい自分を出すのだろうな。いい観点だ。
仕事をするというシーンでも、株式会社で社長をやって社員を雇っている時のおれと、1人で気ままに自営業をする時のおれは全然違うことを言うと思う。
で、自分で評価するに、前者のおれはいい感じだが、後者のおれはダメだ。おれのダメなところが出る。ダメなところが出る環境で働くのは得策ではない。
・結論。おまえは1人自営業が向いてないのでやめたほうがいいと思います!
1人自営業に向いてるのはガンガン営業してとにかく仕事を取って来れるやつ。おまえは全く違います。
・25日長野県にて友達と上高地。
川のそばのベンチに座り、上高地の自然と一体化する気持ちでしばらく過ごす。心にある感情、仕事で嫌なクレームが来たことを吐き出す。「あのクレームはマジでうざかった」
吐き出して、また自然と一体化。
そんなことをやっていると自分の感情が遠いものになる感覚がしてきた。嫌な気分になっている感情がやる前よりも弱くなった気がする。友達も同じことをやり、同じ感想を言っていた。
このような浄化は定期的に必要だなと思った。1ヶ月に1回やった方がいい。
非常にリラックスできたのか、帰りにめちゃめちゃ眠くなった。
上高地は観光客でいっぱいだが、人が来ない新エリアを発見して満足。
・26日軽井沢で会合。
・万平ホテルのカフェ。とてもよかった!おすすめ。
・こちらの会合で仕事の相談をした結果、とてもいいアイデアをいただけた。自分が全然できていなかったことにも気づいた。おかげで「これをがんばれば上手くいくかも」と、また自分の仕事をがんばる気になってきた。ちぇ。せっかく「1人で自営業が向いてないからやめよう!」と思ったのに。
・最近はこのようにどっちつかずだ。「会社員になりたいなー」と思って応募しても採用されず、「もう自営業やめるかー」と思っても、なんか希望が出てきたりする。次の道がバシッと決まらない。人生の流れがね、はっきりしないよね。自営業をやっていくのも「これでいいのだろうか」とは思っている。早く決めたいのだが決まらない。こういうふわふわした状態は落ち着かないが、まだまだ耐えなければいけないのかもしれない。
33歳になり、若者の時代が終わって中年の完全体となっていくなかで「早くなんとかしないと」という焦りもあるが、人生全体で考えたら次の道が33歳で決まろうが35歳で決まろうが大した違いではない。
と思うので焦って変な決定をすることなく、本当に「次の道はこれだ!」と思えるものが見つかるまで「保留」の状態で耐えたい。
・二郎系、うまし。
・4月からやっていた案件が8月末で終了。お疲れした!いい仕事だった。
YouTubeの動画を撮りたいお客のために、お客が過去に書いたブログ346記事をおれが読んで、動画のネタに使えそうなものを2人で相談していくという仕事だった。全部で15回打ち合わせをして、346記事すべてを検討した。
・野球解説のYouTubeを見ていて、調子が良かったり悪かったりと安定していない新人選手に対して解説者が「技術が確立できていないから安定しないのだ」とコメントしていておれに刺さった。
去年は売れていたが今年は売れない。それは技術が確立できていないからだな。確立できたつもりでいたが、まだまだ。軽井沢で「それ全然考えてませんでした」ということも発見できたし。仕事の道の先は長い。
・長野から神奈川へ。ちょうど前日に神奈川での大雨がおさまったので問題なく移動。ラッキー。
藤沢でいつもの集まり。この集まりではトレーナーの先生の教えを受けて、身体の構造について理解を深めたり、ストレッチをしたりする。この先生の話はとても分かりやすくて独自の理論があるので納得感がある。学校の体育もこのようだったらよかったのにといつも思う。
教えてもらったストレッチをしたらとてもリラックスできた気がする。おかげでそのあとの食事の店でちょーねむい。
この店は元々うまいが、なんかいつもより敏感に味を感じられる気がしてメシがうまい。
身体がリラックスしていないと、疲れていても疲れを感じないらしい。身体の感覚が鈍くなっていくそうだ。身体がだるいことが続きすぎて、だるいのが当たり前になったりね。
なのでトレーニングで鍛えたりする前に、まずは身体をリラックスさせてちゃんと休める状態にすることが大事だと先生から教えてもらった。
この日の夜は完全にぐっすり眠れた!いつも眠りが浅いのですごいことだ。ストレッチでリラックスできたおかげかもしれない。
思い出してみると、この運動の会が終わったあとはいつも眠かったので、いつもリラックスできていたのかもしれない。
というわけで感動したが、なんだかんだこの藤沢での運動の会も1年半ぐらい参加している。1年半続けて、自分の身体の変化に大きく気づくことができた。
そういうものだなと思った。素晴らしいものでも、自分が理解したり、変化が実感できるようになるには時間がかかる。勉強とか身体にいいものとか。1回やって、特に変化が感じられず「ダメじゃん」と思って投げ出すものではないな。
この運動の先生は素晴らしい先生なので、いずれみなさんにも紹介したいと思います。
・8月が終わる。夏が終わるぞ!よしよし。暑いのはうんざりだ。
・9月2日に新幹線で新横浜→博多で帰る予定だったが、2日も新幹線が運休しそうなので3日に変更。追加で新横浜に1泊する。
・9月にはまた新しい講座をリリースします。さてこちらはどうなるでしょうか。
軽井沢でのアドバイスをもとに考えていたら深い意味を込められたものになった気がする。いや、あんま深いと人に伝わらないから深くないほうがいいんだけど。
こうやって1つずつ、足りないことに気づいて直して、またやってみてを繰り返していくしかないんだなーと思う。大変だぜ、自営業は。