これはフィクションです

32歳。男性。自営業。独身。

6月1日から6月15日

6月1日

6月かー。

6月4日

・明日が誕生日なのでパーティーを開催する。ちなみに知人には誕生日を公開していないので1人での開催です。

業務スーパーで食べたいものを買い込んだら誕生日にふさわしい金額になった。

 

いくら500グラムと数の子500グラム、あと冷凍ブラックタイガー1キロを買ったせいだ。魚卵は高い。エビも高い。

 

 

6月5日

・神戸に移動。仕事の打ち合わせ。うまいことアイデアがまとまったのでよかった。

こうやって企画からやっていく仕事はライター時代を思い出す。

 

やっぱこの仕事の取り方は大変よね。企画の段階からやっていくのは。今回は相手のレベルが高いので問題ないけど。

 

普通にやるなら制作料金だけじゃなく打ち合わせ料金も請求に乗せていかないと大赤字になる。企画だけ作らされて、結局案件は流れることもあるしね。そうなるとタダ働き。ライターのころは制作料金だけでやっていたので大赤字だった。

 

このへんの知見をライターたちに共有していきたい気持ちが最近出てきました。
文章を書くことは自分も好きなので、同じように好きで仕事にしている人たちには共感を感じる。なんとかサクセスしてほしい気持ちがあります。

 

6月6日

・六甲山の施設に行く。

rokkonomad.org

 

 

 

 

 

 

いい施設だった。泊まった。六甲山もいろいろあって楽しいですね。開拓したい。

 

 

6月7日

・下山して三宮で寿司。かなり美味くてご機嫌になる。

tabelog.com

 

 

 

 


6月8日

・福岡に帰るまえに丸亀製麺で冷やかけうどん食べる。この季節がやってきた。


うまい!!!

この冷たいダシが好物なのだが、ここの店舗のダシは異常にうまい。また来よう。

 

 

新神戸駅。帰りの新幹線を待つ時間で、夏の避暑旅行として北海道に行く計画を練る。北海道に行くのは初めて。

「札幌くらいならいつでも行けるんだから釧路ぐらい行っちゃえば?」

と知り合いに言われたのを間に受け、釧路でウィークリーマンションを探す。調べると7月から9月までほぼ満室!同じことをしようとしている人間の存在を感じる。

 

8月の後半から9月の前半で2週間空いているところがあったのでそこに決定し契約する。楽しみだなあ。

 

・新幹線で神戸から帰宅。6月もすでに1週間が経過しており、恐ろしいかぎりである。



6月12日
・北海道が8月しか取れなかったので、問題は7月。
長野で探した。

上高地に行きたく、上高地のホテルを連泊する手も考えたが、1泊3万とかするので躊躇。
あとは出てくる料理がフレンチなのもちょっと。フレンチを連打されるのはしんどい。和食ならありだったのだが。

 

次に軽井沢を探す。「軽井沢 ワーケーション」「軽井沢 長期滞在」など検索するが、なかなか希望するところが見つからず、ゆえにビジネスチャンスを感じる。ここにおれという顧客がいるのだが、、条件が合えば金を出す気はあるのに、その情報に出会えない。

 

エアビーで民泊を探す。軽井沢に安い物件を発見!
しかし家主が住んでいるところに一緒に滞在する形だったのでやめた。

日本の軽井沢にハマって家買って生活しているベトナム人の人生に興味はあるが、2週間を一緒に過ごすのはきつい。今はそういう気分ではないので。

 

 

最終的にエリアを妥協することで成立した。安曇野エリアでウィークリーマンションを借ります。15日の滞在で9万円ちょっとでした。1泊4000円計算で、そこにオプションが乗る。

 

まあいったん安曇野でいいです。これで他の地方より多少でも涼しければ、「夏は長野!」という式が出来上がる。果たして果たして。

 

 

・「長野や北海道でウィークリーマンションを借りたければ、月20万円あればいける可能性が高い」という知見が得られました。

7月、8月、9月を逃げるとして、全部で60万円の出費。大変な額だが、資金に余裕があれば投資するのはありだと思う。それほどに夏は自分のパフォーマンスを下げる。人里離れた涼しいところで読書や執筆に集中するのは素晴らしいと思う。リモートワーク万歳。

 

 

6月14日

・最近は仕事を外注していく気になっている。知り合いでよさそうな人に打診。

そろそろ秘書と参謀がほしいね。この2人の存在が、自分の段階をあげるのに必要だと思う。なんかこの頃は自分が人の世話をしてばかりだが、おれはお世話されたほうがいい人間でもあると思う。お世話してほしい人は見つかってきているので、次は自分を世話してくれる人を探さなければ。全部を自分でやる時代は終わりを迎えていいと思う。

 

 

核融合発電について勉強。イーターという超国家プロジェクトがあるそうな。

核融合発電の実用化は2050年代。社会の基幹的な電力になるのは2060年代後半。らしい。

おれが生きているうちには実用化されそうだね。

 

日本にも核融合発電関連の会社がある。働いてみたいが、技術者じゃないと無理そうだよな。



 

6月15日

・打診した1人と打ち合わせ。感触はよかった。あとはこちらの問題だなー。

 

 

 

 

 

 

暮らし。5月16日から31日。

5月16日

最近のヒット曲。

youtu.be

 

5月19日

・今月忙しくね?忙しいね。。毎日働いてしまっている。いま抱えている仕事がすべて今月から始動するから仕方ない。6月からはヒマになるであろう。祈ります。

 

5月20日

村井理子というエッセイ書きの連載を発見。おもしろくて1日で全部読む。

yomitai.jp
久しぶりにこういう文章を読み、とてもいい栄養になった。

 

5月23日

仕事ひと段落!今日から東京です。遊んだりメシ食ったりします。

 

 

5月24日

5年ぶりに会う友達とおしゃべり&寿司

 

お友達は社長。会社の話を聞き、(経営の話おもしれー)となる。

福岡にいると経営の話を聞けることが少ないので。こちらが経営を話すことはあるけど。上の存在から上級経営の話を聞く機会が少ない。

 

お友達は創業して8年だそうで、8年積み上げるとそこまでになるのだなという感想も持った。工夫と努力を重ねた年月は偉大。

 

最近は仕事が順調で(もうあんまやることねえな)と思いっきり気を抜いていたのだが、上の存在の話を聞いたおかげで視界がクリアになり、やるべきこと、やりたいことを複数思いつく。まだまだ気を抜ける状態ではなかった。

今の仕事って競合他社がいないので、いても弱すぎるので、ライバルと戦っていく危機感が薄い。自分が強いのではなく、周りが弱すぎるがゆえの現在の穏やかな日々だなと自覚し、いつか来るかもしれない有事に備えてもう少し努力をしようと思った。

 

周りが弱すぎるんだよね、と言うと「いいポジションにいるじゃん」とコメントいただいた。

狙って来たわけではないけど、結果的にはいいところにいると思う。

 

個人的な経営の戦略としてはこれがハマるなと思う。「ライバルが弱いところへ行く」というのが。

 

みんながやりたがるジャンルのビジネスをやると、他のビジネス強者との正面戦争になってしまう。おれは強者と正面から戦って勝てる力はない。組織もないし資金もない。

 

ということで、ビジネス強者が行きたがるAIやWeb3などホットなジャンルには行かず、地味な、人気のない、儲からないと思われているところに忍んでいく。

 

おれは他人と違う行動を取ることは余裕で出来るので、またよく知らない業界へ飛び込んでみるのも平気。その辺の行動力やフットワークを使って、ライバルが弱いところを探して移動していき、そこで立ち位置を獲得していくのはいいだろう。基本1人で仕事したいのもあるしね。合計の戦闘力が弱いので、勝つには弱いところで戦うしかない。

 

 

三国志の話もできて楽しかった。マニアックな話ができて満足。

とても良さそうな司馬懿の本を紹介される。

司馬仲達・覇者の人間学―「三国志」の時代を制した男の論理 | 松本 一男 |本 | 通販 | Amazon


向こうが中日ファンだったので落合博満の本を紹介し返す。

www.amazon.co.jp

 

このお友達のように、韓非子マキャベリを読んでいるような人間と経営を語り合いたいよねーと強く思った。シビアな感性の人間とね。ワクワクドキドキくんではなく。

 

 

 

5月25日

・六本木でうろうろ。すごい会社で働いていそうな人がたくさんいます。ランチの場所もおしゃれですね。


こういうところで働くのよくない気がする。自分がすごくなったような勘違いをしてしまいそうだ。平社員だとしてもね。分けるのが大事。会社の価値。場所の価値。自分の価値。そこは別なのよね。みんな自分以外の価値を含めて自分の価値だと思ってしまうが。親父が金持ちだろうが息子である自分の価値には関係ないのよ。

 

あとは「ちゃんと働いている」と思ってしまうよね。君の仕事は本当に世の中へ価値を生んでいるのかね?という問いが自分の中から出てこない。疑いがね。ま、どうでもいい仕事を人間にさせるときに病まないように「なんかすごそうなところで働かせる」はあるかも。自分の仕事のしょうもなさに気づかせない。

 

「仕事してる感」「やってる感」が全くないなかでも、価値を感じられる仕事は素晴らしい。本当に価値を出しているということだ。今のおれの日常は仕事してる感が薄いと思う。だがそれでいい。



・千葉県松戸市に移動して母親と合流。入院している祖母のお見舞いに行き、ついでに墓参りもする。

 

墓がマンションのように売られていて腹が立った。坊主が儲けやがって。おれも宗教法人をやりたい。

 

 

5月26日

2軒目の家を東京で探しています。いるので渋谷で内見。

不動産屋の担当が無能の匂いがして機嫌が悪くなる。「分かりましたー」じゃねえんだよ。伸ばすな語尾を。

最近さ、自分より年下の社会人に出くわすことが増えて来たよね。年下に担当されることがとても不安なのですな。だって絶対に仕事できないもん。絶対になんか勘違いしてるもん。自分が20代の時にそうだったので、どうしてもそれと同じに考えてしまい若者を見ると不安がよぎる。

 

結局こいつは内見1件目は完全に無能だったが2件目から調子を出してきて、最後の3件目にはおれたちは打ち解けた雰囲気になった。それは良かったが、なんかその辺のパフォーマンスの不安定さも自分の20代を思い出して嫌になった。

 

 

5月27日

・神奈川の江ノ島近くで定例の集まり。

この集まりは自分ではなく知り合いが企画しており、そして知り合いの運営力は上級なので、いつも安心して参加できる。大変に助かる。安心しているからか、いつもよりおれのポンコツムーブが増える。この日も集合前に江ノ島行きの電車を待ちながらホームでパン食ってたら一緒に飲んでた牛乳をこぼして、あたふたしているうちに電車を逃して遅刻した。さすがにしょんぼりするエピソードだが、まあ実際のおれはこんなもんだ。

 

こういう集まりは普段、自分が企画することが多い。しかしそれだと企画者としての責任感が出てしまうし、他人の企画に参加する場合は運営が下級なのが気になってイライラしてしまい楽しくない。そのようなおれが心置きなく楽しめるのがこの江ノ島での集まりである。楽しすぎるのでいつも写真を撮り忘れる。

 

・大変に心地の良いカフェで仕事の話をして楽しかった。たまたま残った3人がみんな自分の専門技術を持っていてそれを人に伝える仕事をしており濃い話になった。「自分の弟子とか後継者って育ててますか?」とか。素晴らしい問いである。

それぞれ「記事とか動画とかコンテンツを作らないとねー」という結論になった。

 

 

5月28日

福岡に帰宅。夏を感じる。東京に旅立つ前と完全に空気が違う。

 

 

5月29日
・やっと休みだ!今月の全ての案件がひと段落。

 

・気温が夏だ。。今年初めて半そで半ズボンで買い出しへ。

夏からの逃亡計画を詰めていかないと。7月には長野や北海道へ行きましょう。

 

・「子ども欲しいから結婚しないと。まず彼女作らないと」と思って数ヶ月だがなにもしていないので進展なし。アプリもお見合いイベントもだりぃよ。子どもだけ欲しい。あとはベビーシッターでいいのでは。

婚活だるいので先送りにしたく、もうちょっとあとでいいかなーと思っていたが、加齢により精子が劣化するリスクを聞いて不安になる。やはり今から動き出すべきか。。でもめんどくさいです。。

 

 

5月31日

糸島のゲストハウスで遊ぼう!の会。

 

近くにこのような風景がある。

 

 

囲炉裏があり、いろいろ焼いて食いまくる。

 

 

 

輝く肉


1泊し、翌朝に浜辺を散歩してシメ。

 


素晴らしい会だった。場所とメンツとコンテンツが完璧だった。

夜にこの浜辺で、砂浜に寝そべり星を眺めるアクテビティがあり、セラピーを感じた。

 

海の近くに住みたい!と思って糸島に引っ越してきたが、とても正解でした。福岡市という都市が近くにあるので適度に人口もいて、このような集まりをする友達もできたしね。

 

 

 

最近の悩みは、1人で仕事をするのが良すぎて他人と働くことに拒否反応が出ていることです。共に仕事をして、おれがイライラしない人を見つけるのが大変。

 

おれのなかで「仕事はこういうふうにやりたい」という基準が明確にあり、それが実行されないと腹が立ってしゃーない。その点において、おれは最高に我がままだと思う。

 

この我がままが達成されないときにおれのストレスは頂点になり、人と別れ、1人になることを選ぶ。

 

(ここ数年で自分の基準が上がってしまったなー)と思っていたが、記憶を見ると10代からこういうキレ方はしていた。他人のやり方を見て(絶対に効率が悪いだろ!)と思ってはイライラしていたものだ。なので学生時代から集団とは距離を置いていたな。物理もそうだし心の距離も。学校やクラス全体としてやらされることに、自分が満足したものなど何もなかった気がする。全部が全部だるそうだったので。学生時代の楽しみは、全てが自分と友人たちで見出した楽しさだったと思う。決められた、与えられたものではなく。



・イライラして全部の仕事を自分でやっていてはそれこそ効率が悪いので、カネを払って仕事を外注していくべきだ。特に「やらないと」とは思っているのにずっとできていないことを。これはもう自分では出来ないか、やっても上手に出来ないので外に出していくのがよい。月5万から10万円分くらいの仕事は、外に出していくべきだ。

 

・事業者として収益をあげていくなら、自分しかできない仕事に自分の時間と意識を集中させていくべきだと思う。自分がやらなくていい仕事を徹底的に排除する。無駄を徹底的に排除する。領収書の整理などはやるべきではない。



・無駄の排除に必要なのは、認識出来ていない雑務やコストを認識していくことだと思う。エクセルに乗っていない経費。自分がやっているが名前のついていない作業。こういうものは「仕事」や「経費」だと気づけていないので「コストを削ろう」と思っても、そこにメスが入らない。仕事や経費というリストのなかから無駄を探して排除していくわけだから、そもそもリストが不十分では削減に限界があるということ。なので無意識な行動を認識してとらえ、リストに入れる作業が必要になる。

こんなことをやってくれる他人は存在しないので、自分の重要な仕事である。リストから無駄を見極め、「じゃあこれは私がやりますね」をできる人はいる。

ということで雑用をやってくれる人を募集しています。



 

 

 

暮らし。5月1日から15日

5月!今年はえー。もう5月だー。今年はこのペースで終わっていくと思う。

 

5月1日

・4月の後半休みすぎて復活に手間取る。今月から新しい案件が複数スタート。

 

5月3日

午前1時から朝の6時くらいまで他人のTwitterとnoteを見て過ごした。楽しいし、文章を書く気力が涌いたりしていいが、確実にその人の思想に染まっていくのを感じる。文章というのは恐ろしいものだ。こうなるとnote定期購読はよくないな。ブームの一瞬だけ課金して一気に読むのがよい。



 

5月4日

GWはすべて家でじっとして過ごす。どこ行っても混みますのでね。べつに休みでもないし。

しかし限界が来てこの日は出かけた。電車に乗り、佐賀県唐津市へ。

 

まちをうろついて、カフェでお茶して、寿司食って帰った。

 

 

 

 

5月5日

・今年の仕事が順調により、お金が余ってきた。「お金使ってなんか新しいことしたいなー」と思っていたところに「東京で一緒に家借りません?」という話が来て、ありだなと思う。

東京は3ヶ月に1度ほど遊びに行っている。そのたびに「東京いいな」と思う。思っていたので、ちょっとした滞在用に家を持っておくのはありだ。

今月の下旬に東京行くので、そのときに内見してきます。

 

 

 

5月9日

・なんとなくノリで糸島の不動産を見にいく。不動産屋に入ると「まだ確定ではないんですけど」という保留の物件情報を得られた。そのまま物件を見にいく。オーナーは不在だったので立地と外観だけ。

立地。

 


最高である。

福岡県糸島市に越してきて1年。そろそろなにか新しい動きをしていきたい。

 

 

 

5月10日

山口県萩市において2泊3日で仕事合宿。「いつもと違う環境で、いつもはできない仕事を進めよう」というもの。在宅だと飽きるし、日常はつい目の前の作業に追われてしまう。それを解消するのが仕事合宿である。「年間計画の見直し」などがこの合宿でするにふさわしい。「読書」もよい。やった方がいいが手がついていないこと。これをしっかりやるためのコンテンツです。あとは気分転換の旅行も兼ねている。

おれはこの合宿がとても好きだ。年に3回ぐらいやりたい気持ちがある。

一軒家タイプの施設を借りた。一軒家タイプは「新しい家で暮らしている」感覚が得られてよかった。旅行より引っ越しの気分になる。気分転換にありです。

 

 

 

 

 

 

 

結局、たいして仕事はせずに参加者でしゃべりまくって終わった。楽しかったのでよし。

松下村塾跡や吉田松陰高杉晋作の墓とか行けてよかった。

 

 

 

5月14日

・久しぶりにやるタイプの案件があり、やりながら「やっぱりこの仕事は大変だなー」と思う。

しかし大変だからこそ仕事になるのだし、もらえるお金も大きなものになる。大変だから現在やっている人がほぼいないし、新しい人が入ってきてもすぐに挫折してやめていく。

 

仕事をつくる時に大事な視点だなと思う。

需要があるので仕事としては存在しているが、大変なのでみんなやりたがらないし、定着しない。そういう仕事で、もし自分が「そこまで大変ではないけどね」と思うことができたら。多くの人が1年持たずにやめていくその仕事で、3年生き残ることができたら。

 

3年生き残ることができれば顧客を満足させるスキルはついているだろう。そして新規の同業が参入してきても簡単には負けない。「需要はあるが供給がいない」という特殊な市場で、3年生き残る。供給側が死屍累々の市場で3年生き残る。3年いければ10年いける。

 

そうやって「自分にしかできない仕事」を獲得するのだな。

 

 

・やはり、人が目をつけていないことに目をつける感性と、人がやっていないことを実行できる胆力が求められる。

そしてその2つは、訓練ではなく素質によるところが大きいと思う。どちらも10代で発現していなければ素質があるとは言えない。




5月15日

・東京の物件も糸島の物件も、自分で使いながら人にも貸し出していく予定である。普通に不動産屋やんけ。

まあいいかもね。今がインターネット商売なので。元手をかけ、リアルで人間の相手をする。そういう形の仕事をやるのは自分の幅が広がっていいと思う。

 

 

・福岡で起業したい学生に向けて教育的な動きをちろっとしているが、「自分で考える力が大事だな」という当たり前のところに行き着いた。自分自身が考える力がありすぎて軽視していたというか。「自分で考えるのは当たり前でしょ」と思っていたが、普通はそうでもないようだ。しかし起業して経営していくなら自分で考えて決断していくのが絶対に必要です。

そのような力、自立した思考力を養うには、先輩や大人があれこれ言ってはあかんなと。面倒を見すぎてはダメだと思ってきました。こっちが面倒を見すぎると向こうがカジュアルに相談してくるようになる。カジュアルな相談を受けていると「おまえ、自分で考えたか?」と言いたくなる。

 

1人で考えても分からなくなるばかりでどうしようもないときに先人の知恵を借りにいくのはいいと思うが、自分でたいして考えていないのに「どうしたらいいですか?」とすぐに相談するのはまずい。

 

相談したら悩みは解決して活動は進んでいくので、1人で悩むよりパッと見の進捗は出ているように見えるだろうが、「自分で考えて答えを出す」という経験を失っている。いずれ起業していくなら、それは最大にまずい消失だと思う。信頼できる先輩がいつまでも側にいるわけではない。いずれは全ての悩みを自分で解決できるようにならなければいけない。

 

これに関しては相談を受けるほう、教育するほうの大人もよくない動きをしているなと思う。大人が優しくするから学生がつけあがるわけで、「自分で考えな」「自分で決めな」と突き放して距離を取るほうがいい。「なんでも相談してね!」みたいな雑なことをやるからよくない。

 

優しく甘やかさないほうがいい。普通に地獄に叩き落としたほうが本人のためになることはある。現実が苦しいものであるならば、早めに知らせて覚悟させておくほうがいいだろう。

 

 

 

 

 

 

4月16日から30日

4月17日

・暇だったので神戸に遊びにいく。2泊3日

優雅なホテルに泊まる。本当は1泊2万ぐらいする旅館に泊まってみたかったのだが勇気が出ずに1万円台のシティホテルに。

 

4月18日

・今回の目的の1つである、セミナー会場の下見をさせてもらう。
最寄り駅から近く、場所も分かりやすく、内装もよい。やはり場所に来ると開催のイメージが湧いてくる。

 

 

・そのまま知り合いとしゃべってメシも食う。

店はここ。

tabelog.com

 

 

 

 

全部うまい!また来たい!

 

・美味しい料理、美味しいお店を見つけるのむずくて、チェックポイントが複数あり、そのすべてで平均を上回らないと「うまい!また来よう!」にならない。味だけではなく店の雰囲気とかもあるし。

 

これはもう、その店のオーナーや料理人とセンスや味の好みが合うか?になってくる。上記の店はとてもよかった。

 

東京でまた行きたい寿司屋があり、そこはアジの上に薬味として生姜ではなくネギを細かく刻んだものが乗っている。それがとても良くて、おれも家でアジの刺身を食べるときは生姜よりもネギを用意するので、「ネギとは。あんた、分かってるね」と共感が生まれて楽しい。そういう店はリピートをする。そういうことです。

 

 

・メシを食いながらさまざまなしゃべりをして知見を得る。

自分が最近ぼんやり思っていたことを話題にできて、解像度が上がる返答もきたのでよかった。
こういうことをしておれは自分の考えを進化させていくのだなと思った。やはり1人で考えることには限界があり、人と話すとよい。

 

しゃべっていて、自分が面倒な状況にハマっていることにも気づいた。面倒だ。

 

6月にも遊ぶ約束をして解散。楽しみ。

 

 

19日

・別の知り合いと三ノ宮で会って話す。こちらも重要な会話がなされた。

「自分の不足を補う相手はあなたなのかもしれない」という感触をお互いに得たと思う。

 

「昔にやろうとしたが、必要なピースが足りずにできなかった。そして封印した」

というプロジェクトがそれぞれにあり、我々が出会ったことでその封印のいくつかがお互いに解かれそうな感じがした。

 

こういうこと、「やりたかったができないので封印したこと。その存在を自分さえ忘れたころに、また挑戦できそうな機会が回ってくる」ということは人生においてありますね。忘れたころに、というのがキモ。それぐらいの時を経て機会は回ってくる。「そういえば、おれもそういうことを昔にやりたいと思った。クラウドのどこかに企画書があるはずだ」という感じで。

自分が本当に強いところ、果たすべき役割というのもひとつか2つなのだろうな。こだわりを持たず、やりがいを持たず、自分よりもできる人間が出てくれば潔く任せたほうがいい。おれはそこがスッキリしていてよい。

 

・アイデア出しや発明がビジネスにおけるおれの強みと思いきや、これも違ったようだ。1つの事業に0から10までの段階があるとして、0.1から4までにするのがおれの役割かな。完全にゼロから生み出すのはできない。でもアイデアを計画に落としこんで発想を膨らませていくことはできる。だからアイデア持っているやつが必要。

と思っていたが、必要なのはアイデアだけで、それを考えた人間は必要ないのだ。前にどこかで思ったものな。「アイデアはおもしろいけど、発案者であるお前のレベルが低いのでお前と一緒にやるのは嫌だ」とね。人間いらね。目的達成ができればなんでもいい。達成のために必要な機能を揃えるだけだ。

イデアマンからアイデアをもらって著作権料を支払い、それを自分で実現する。その形がいいのではないか。

 

・おれは起業や経営が好きなのでビジネスオタクに囲まれて生活したいのである。現状それがあまり叶っていない。本当の経営オタクと過ごしてずっと経営の話をしていたい。

 

 

4月24日

・初めて入った喫茶店。なんとなくアメリカのダイナーのような雰囲気がある。

いい場所だ。客が少ないせいもあり、なぜか心がとても静かになる。

おれは感情の制御が凄すぎて、表面上は穏やかに見えるだけの激情型ニンゲンなので、このように心静かになれる時間は大事だと思う。激情に駆られるのは普通に疲れるので。

 

 

・自分の心優しさを人に指摘されたり自分で気づいたりする最近を送っている。

悪ぶったり他人に興味がないスタンスを見せているが、それは一種の防衛策なのだと改めて思った。自己暗示というか。本質的にはおれはとても面倒見がいいと思う。しかし他人の面倒を見過ぎて自分が消耗した経験があり、その反省は大きく、自分の他者への優しさを封印した。

 

「人間らしい感情を殺す。人間をやめて鬼になる」

これは前の会社を創業するときの個人テーマであった。感情をなくし、冷静に判断をする。

そして、ここで言う感情とは主に他者に対する優しさであったと思う。

 

他者への優しさ、甘さ。それが自分の生活を、経営をダメにしている実感があった。なので封印した。優しさは美徳ではなく弱さだと思った。

 

ある意味では正解だったと思う。すべてにおいて優しくあればいいわけではない。仕事において厳しく冷たい判断をしなければならない時もある。冷たい判断をしていく自分に快感を覚える部分もあった。

 

もともと効率のいいことが好きで、無駄をなくしスッキリさせることが快感なので、必要のないモノや人間に別れを告げていくのは間違いなく充実感があった。できなかったことができるようになっていく自分の成長、とも思えた。普通の人間が捨てられないことを捨てられるようになっていると。非情になっていく自分が嬉しかった。

 

 

しかし自分はそんな冷たい意識でやっていても、人には慕われた。お客に、部下に。

 

こないだ京都で言われたのだ。自分がたどり着いた感情を殺して判断するサイコパス経営について語ったあとに、「でもあなたから嫌な感じはしませんよね」と。

 

けっこうハッとする指摘で、自分ではかなり厳しくやっている意識でも、それでも周りの人間には「いい人だ」と捉えられる。

 

 

この差はなんなのだろうな。もう「おれはとてもいいやつ」ということでいいと思う。

変に悪ぶるのはやめよう。自己認識と周りからの評価がズレるばかりだ。

 

優しすぎることが問題になるほどいいやつだったということだ。歳をとってそれを制御することを少し覚えた。そういうことでしょう。

 

時間をおいて見たら恥ずかしくなる話題だが、残しておきましょう。

 

 

4月25日から30日。
・本や漫画を読んでゆるゆると過ごす。

 

・5月からは新しい案件が複数スタートします。いやはや。

今月のような完全休みの月は今年の終わりまでこないね。まあ結局、5月もそこそこ暇だと思う。

 

 

 

暮らし。4月1日から15日

・4月。仕事の繁忙期が終わったので暇。4月にやる予定だった仕事を我慢できずに前倒して3月にやったから当然ですが。

でもこうやって1年のなかに暇な時間、ニートタイムが2、3回くるのはいいですね。ちょっと休憩してやりたいけどできてなかったことをできたりするし。本読んだりね。あとは今年の計画を見直したり、将来に思いを馳せたり。休息してスッキリとする。大事です。

 

 

 

・春の日差しから夏の訪れを感じて怯えている。去年の夏はひどかった。暑いので外出や旅行に制限がかかり、おかげで釈然としない日々だった。今年はそうはいかないぞ!夏め!

ということで夏は避暑をしましょう。長野や北海道が候補としてあります。6月、7月、8月が暑さのピークとして、このうち1ヶ月は夏を避けて暮らしたい。

 

 

・ゲホゲホ。咳。3月に京都にいたころからゲホゲホやりだした。でも症状は咳と痰が出るだけなんだよね。喉も痛くない。

最近こういう変な風邪みたいなの多い。これがコロナですか?であれば僕は数回かかっています。

思い返したら3月の19日あたりから、仕事でしゃべりすぎて喉がダメになっていたのであった。

 

いま31歳だけど、25歳ぐらいから喉が弱くなった気がする。むせたり咳き込んだりすることが増えた。最近も風邪っぽいときは咳が出るものね。そして止まらない。健康の報告でした。

 

 

・みんなが欲しがるものを自分も同じように欲しがっていてはダメ。みんながやっていることを自分も同じくやっていてはダメ。ダメです!

最近これを本当に思うね。みんな他の人と同じことをやりすぎ。

 

みんなと同じ場所に自分も行くからライバルが増えるし自分の価値が薄くなる。

自分の能力が高ければそれでもいい。ライバルに勝てる見込みがあるのなら。

 

しかし能力が平均以上に優れていないのであれば、自分の動かし方を考える必要がある。平均の能力なのにみんなと同じことを嬉々としてやっている人間を見るとね。

強者に戦略は必要ないが、弱者には必要。自分が強者ではないと思うなら頭を働かせないと。

 

 

頭を使う以上に必要なのが、みんなと同じことをしない、違うことをする勇気ですね。胆力。おそらくこっちの方が難しい。

 

みんなと同じことをするべきではないと頭では分かっていても、誰もいない場所に実際に踏み込んでいくのは怖いものだ。みんなが怖がって踏み込んでいかないところ。そこに踏み込んでいくから価値が生まれるのだけどね。

 

それを感覚で分かっている人間がたまにいて、そういう人は若いうちからホイホイとみんなが行かないところへ踏み込んでいく。おれもそのうちの1人。みんなと違うことをすることが怖くないよね。むしろおもしろいと思っている。「みんなと同じことをするのは、なんとなくダセぇよな」と美意識で思っている。

 

やっぱこういう人間同士で話すと話が合う。そうじゃない人間と話すと、一緒になにかをやったりすると、ズレを感じる。

 

・思い返せばおれは、昔から周りと違うことをするのが平気だった。自分がそうしたいと思えばするだけ。躊躇したことはない。

そういうのは能力とか努力で身に付くものではなくて元々の性格、先天的なものだ。この辺はおれはすごい得をしているなと思う。起業したり経営をしたりする人間として「みんなと違うことをするのが平気」というメンタルは強い。あとから身につきづらいだけ余計にね。

 

・最近はみんなと同じことをしている、誰かがやったことをまたやっているやつが目についてイライラしています。お前だけのオリジナルをやれ。

 

 

・自分の動かし方、という発想も普通の人間にはあまりないのだろうなと思う。

自分も駒の1つに過ぎないのよ。全体から見れば。自分という存在も俯瞰して考えること。

将棋やっていると分かりやすい。「大局観」という言葉があったりしますし。

 

自分も駒の1つに過ぎない。そう言われてなんとなく嫌悪感を抱くやつとは話が合わねえ。そんなところで自分の存在価値を感じなくていいんだよ。意思を持った重要な存在ではなく、ただの駒に過ぎない。おれもお前も。

 

駒であるならば、適切な動かし方があるはずだ。世の中という全体の中で。

世の中で自分をどう使うのが一番おもしろいのか?そういうことを考えましょう。

 

これを「メタ認知」と言うのでしょうね。「自分を客観的に見る」とか。

自分の状況を冷静に分析し、行動の判断を下す。そういう活動が好きですね。得意でもあります。

 

 

・自分を大きく変えるタイミングかなー、と思わせられる出来事が最近ありますね。同じ内容のことを別の人から続けて言われたり。(あーここでも言われるかー)となります。

よく考えたら去年に会社を辞めて状況は変わったのに、自分の方向性は変わっていなかったので。「1人になりましたが、引き続きこの方針でいきましょう!」という感じ。それで結果は出ているし気分もいいのでOKなのですが。

しかしあまりに同じ話をされすぎだ!こりゃあ、今年はなんかあるかもね。

 

とりあえず簡単なところから着手した。

おれは自分の周りに壁を作っていて人が近づきづらい。なにかお願いしたくても「は?」という怒号がおれから飛んできそうで頼めない。変な人が自分に近づいてこないために作った壁だが、近づいてきてほしい人も遠ざけてしまっている。

 

という自覚はあり、ちょっとよくないかもなと思っていたところにお友達からも言われた。お友達からアドバイスとして「『なにかあったらいつでも言ってくださいね!手伝いますよ!』と自分から声をかけるといいよ」と言われたのでその通りにする。

 

「すごいなぁ」と尊敬していた人が1人おり、ちょうどその人が挑戦のタイミングで、かつ自分が力になれそうだったので声をかけた。結果、「ありがとう!ぜひお願いします!」となり、力になることができた。よしよし。こういうのを自分からやっていけばいいと思う。これで仲良くなりたい人とのあいだに作ってしまった壁を壊していこう。

 

 

・3月も仕事の調子よかったので宴会。博多の魚蔵。

uokura-hakata.com

 

 

刺身のタコがやたらうまかった。

 

クエのあら煮。うまい

 

天ぷら。衣が薄いのにバリッとしていてうまい。

 

寿司もうっま!

 

汁もやたらうまい。

 

普段は酒は飲まない。しかしこういうとこでは雰囲気で日本酒を頼む。そうしたら店の人に日本酒好きと思われて「最近出た銘柄なんですよ」とサービスされてしまった。しかも多い。アルコール摂取量の計算が完全に狂う。

受け皿になみなみにこぼれるほどもらい、半分飲んでギブ。

 

 

 

・ノリでマーケティングセミナーを受講。
なんとなく聞いたことのあるマーケティングの基本の話をされる。されていて、微妙に違う気がするなと思うことがあった。「そういうのが効果あることもあるのだろうが、すべての事象に通用するわけではない」という違和感。

自分のビジネスを見てみると、明らかに基本のプロセスをすっ飛ばしていますが、でも商品は売れている。

こういう時は「現実の方を見ましょう」と思った。理論と現実のあいだでズレがあるのなら、合っているのは現実でしょう。理論というのは現実から要素を抽出して言語化したものに過ぎないので。その理論が正解の保証はない。

現実を見て考えた結果、理論を超えたものを発見できた気がするので満足。直接に恩恵は受けていないが思考は進んだのでいいセミナーだった。

 

全てのことに通用する、再現性のあるノウハウなどないですね。なので個別で相談に乗り、その場その場で適切な解決策を出していくことだなと思った。

 

 

・久しぶりにがっつりミステリー小説読めて満足。やはり開幕から死体が出てくるとテンションが上がる。

 

 

・​​中島飛行機のウィキを見ていたら創業の辞を発見。

「(現代語訳)思うに日本の防衛はお金の掛からない新兵器を基礎とした戦い方を見つけてゆくしかない。戦艦一隻を建造するには莫大な費用がかかるけれども、飛行機なら戦艦一隻の費用で三千機が作れる。(これに魚雷を積めば)その力は戦艦よりも優れている。飛行機は1月で完成する。だから民間なら1年に12回計画を変更できる。しかし国営は1年単位の予算計画だから年1回だ。日本の飛行機工業は官営で民間企業中心の飛行機先進国の欧米と向かい合っている。今、民営飛行機会社を作り官営中心の流れを変えなければ国家の運命はどうなるのだろう」

 

ちゃんと思想、「日本」という視点と日本の防衛についての戦略、飛行機のメリット、「民間なら12回いける」という自分たちの強み。

創業者のメッセージとして必要な要素が組み込まれている。いい文章だ。過不足がない。

過不足ない文章を書くのは難しい。だいたいエピソードが足りないか、無駄な文章がある。




 

暮らし。3月16日から31日

・春だなー。桜が咲き始めています。

 

 

・近所の墓地。墓地はいい。人が死んでいるし、人がいないし、静かだ。

たいていの人間は生きているとうるさいので死んでくれているほうがいい。

 

 

・仕事で新しい商品をリリースした。10本売れれば今年の収入目標を達成できるので10本売りたかったがいま2本。そして2本から増えない。ちぇ。さすがにむしが良すぎる計画であった。

よく考えたら2本でもよく売れたほうなのでよしとすることにした。

(追記)実は3本売れていたのを1本見逃していたのと、追加で1本売れて、計4本に。非常にちょうどいい本数だ。

 

 

・最近、ブームになっている近所の喫茶店。ここのコーヒーはうまいし、なぜかとても集中して仕事ができる。

 

 

 

・神奈川に遊びにいく。新幹線で博多→新横浜。

出発前に天神で寿司を入れる。

 

 

 

 

 

・神奈川で遊んだ。楽しかった。

優れた人がセッティングしてくれた場で遊ぶのは気楽でいい。

 

 

・東京へ移動。

 

 

 

・東京はメシがうまいので、いつもなにを食べるか迷う。

今回はラーメンです。福岡のラーメンはマジで豚骨ばかりなので、醤油ラーメンを欲している。

 

まるえ中華そば。巣鴨

 

生姜は文化。巣鴨

 

 

巣鴨をふらついていたら染井霊園に辿り着く。

 

 

やっぱ墓地はいいっすね!おれは他人と騒音が怖いので、とにかく人がいなくて静かな場所が好きです。ついでに景色も良いといい。墓地はこの条件を完璧に満たす。墓地サイコー!

墓地は若いやつもいないしな。若いやつはとにかくうるさいしアホなので存在そのものがダメ。

東京の墓地を巡る旅はいいかもしれない。

 

 

 

・そういえば、去年11月あたりから「テーマは休む、じっと待つ。会社をやめたことによって自分に空白ができた。その空白を埋めるものを見つけるために、最適なものが自然と自分の前に現れるのを待つ」

そんなことを書いていました。結果、現れました。空白を埋めるもの、自分が次にやりたいと思うことが。

ほんと自然にふらりと来た。自分から「新しいこと探すぞ!」とガツガツは動いていない。自分が楽しく気の向いた範囲でうろうろしていただけ。そうしたらいい出会いが2月にあった。

 

探すのに今年いっぱい使おうと思っていたので、ちょっと出てくるのが早すぎる気はするけど、冷静に考えても良さそうな選択肢なので前に進めてどうなるか見てみましょう。アリかナシか。その判断が今年中につけばいい。

 

 

・人生における出会い、転機とはそういうものだと分かってきましたね。ふらりと現れるもの。自分が素直に自分らしく生きていればね。変に小賢しく考えると「自分らしく」から外れることが多いので転機に出会えない。素直に、純粋に、自然体で。いちばん難しいけど、そういう自分で居続けるのが、よく生きるために必要。

 

いい意味で、人生には流れがあるんだよ。運命の流れが。「レールに乗るような決まった人生」とは違う意味のレール。世間が作ったレール、ザ普通の人生、みたいな流れは乗ってしまうと自分が不幸になるので乗らないほうがいいけど、自分だけのレールが人生にはある。それは運命と呼ぶのにふさわしい。使命とか天命とかも同じ意味で捉えています。

 

実は生まれた瞬間から自分がどう生きるかは決まっているのだと思うようになった。それが流れ。その流れに乗れれば、自分の人生はいちばん良くなる。

自分の人生を振り返ると、その流れに乗ってきたのだなと思う。いちばん良いところへ辿り着く流れに乗った結果でいまがある。

 

 

んで最近はその流れが見えるようになってきた気がするのだよな。

自分の前に2つの選択肢が出たときに「こっちをやるのは流れじゃないな」とか「こっちをやるのが流れっぽい」とか。

 

 

流れの見分け方をひとつ教えましょう。

自分が「こっちの道がいいな!」とテンション上がる選択肢。そちらが流れです。「まあ、こっちのほうが世間ウケはいいし、お金も儲かりそう」という選択肢。それはハズレ。流れではありません。小銭が儲かるぐらいの小さなスケールで考えていると流れを見逃します。小賢しいことを考えるのをやめろ。目先の利益を追うのをやめろ。

 

 

この話、伝わらないかなー。

怪しいおばさんが言う「あなたと私が今日ここで出会ったのも運命よ」てきな話と同じにされてしまうだろう。

 

 

前にこの流れの話をスタバで師匠がしていて(やっぱそうだよな)と思った。

師匠が「その流れに意図的に乗りたいよね」とか言ってて、それもそうだよなと思った。

 

自分が乗るべき流れを見極めて、自分から流されにいきたい。流されて行き着く場所は、ベストな場所のはずなので。

 

 

 

・兵庫へ移動。神戸で飲み会する。
神戸らへんも楽しく、また開拓しようと思った。

 

 

 

 

・京都へ移動。久々だー。

 

昔、5年前に京都で暮らしていました。1年間。
その時に何度か行った洋食屋へ行く。

 

うめー。また来よう。

 

 

比叡山延暦寺へ。あんま見るとこなかったです。

 

 

このようなビュースポットを発見し、ここはよかった。見えているのは琵琶湖らしい。

 

 

・移動して、桜。この日が3月28日。ちょうどよかった。

 

 

 




・締め!京都でメシ食うならこれでしょ!

 

満足。

 

 

・福岡→神奈川→東京→兵庫→京都→福岡を4泊5日という旅、これにて終了。

全部新幹線。飛行機なし。このスケジュールで過ごすのは5日が限界ですね。さすがに疲れる。

 

 

・今回の旅は「やっぱそうだよなー」と思うことが多かったですね。

20代前半。ニンゲンが人生でいちばん尖っている時期と思うが、その時期に他人の言うことを素直に聞いているような人はダメですな。先輩の言うことを聞いてコツコツがんばっているようなやつはダメです。誰だろうが楯突いて嫌われて四面楚歌でいるぐらいのやつが将来デカくなりますよ。

 

守破離、と言いますが、自分の「我」がねえやつの守はただの思考停止よな。守で終わり。守をへらへら普通にやってる人間は「我」がないだけでは?

自分を曲げるのが悔しくて弱い自分にムカつきながら、それでも大きくなるには弱い自分のやり方ではダメだから我慢して守をやる。それぐらいの守じゃないとね。イライラしながら守をやってる人間があとで大きくなるよ。そうじゃないのは守やって終わり。その先がない。

 

先輩の言うことを素直に聞いてるような人間はやはりつまらない。すごい先輩でさえ「いやでも、ここの部分は微妙ですよね」と唯一の弱点をつけるぐらい疑いの目、物事を見抜く目を持っている人間がやはり強い。あと単純におれはそういうやつが好き。そういうやつが尖ってていちばんおもしろい。まあ俺がそうだったからだけど。でもいちばん期待が持てる。なにか新しいこと、でかいことをやってくれるのはそういうやつだけだと思っている。あとのやつは全員誰かの模倣品。誰かがやったことをまたやるだけ。そういう人間にはねー、おれは興味ないのよねー。




 

 

 

 

 

暮らし。3月1日から3月15日

3月も中盤に。早いな。今年は過ぎるのが早い。


・海を見にいく。家から自転車で40分ほど。

 

 

・今月で福岡に引っ越してきて1年です。「1年経過しました」というタイトルを思いつきましたが、特に書きたいことなかったのでなし。

 

福岡、糸島いいですね。あといま住んでいる家もいい。暮らしやすい。

アパート更新までの2年は住んで、またどこかに引っ越そうかと思っていましたが、延長の気配が高まってきました。まだまだ開拓の余地もあるし。こっちでやりたいことも出てきたし。

 

 

・海の帰りに良い喫茶店を発見。コーヒー好きじゃないが、ここのコーヒーはうまいことがわかります。

 

 

 

・新しい仕事で進捗出たので焼肉。けっこううまかった。

 

 

 

 

 

 

・天ぷら食いたくなったのでした。

 

 

うまい。

 

 

 

・自分の性格の悪さによって小さく破滅する出来事があり反省。
おれは自分が得をすることよりも、相手を妨害して損させることのほうにテンションが上がってしまう。そうして結局、自分も損をしてしまうこともある。気をつけましょう。

相手を笑顔にするよりも、騙し討ちにすることのほうが好きです。おれの性格が根本から終わっているのはこういうところ。

仕事というのは相手に価値を作ることなので、相手を喜ばせようという気持ちがなければ難しい。そういう意味で、おれは起業家に必要な要素が大きく欠けている。


・あと、他人を受け入れる自分のキャパシティが小さいなと、しみじみ再認識。
自分と合わない人間を見たときに「受け入れる」よりも「排除」の思想が出てしまう。

ちょっとしたストレスに過剰に反応する性質ですよね。「やりたいことをやる」よりも「やりたくないことをやらない」のほうが大事。

人間も同じ。「好きな人と一緒にいる」ことよりも「嫌いなヤツと縁を切る」のほうが大事。

そんなんだから結果的に独身だし、ひとり自営業だよな。


しかし他人に寛容な瞬間もあり、その条件は認識しているのでそこを打開策とする。

 



・グリーン。



・人間も物理的だから慣性の法則が働いている。放っておくとある一定の方向に進み続ける。しかしそれは個人的によくない気がするので、無理やり自分を新しい場所へぶちこむ。それで流れを変える。そういうことを考えながら自分の人生を見ています。

 

 

・目標を達成する方法。達成したいことに自分が持っている100のリソースを全てぶち込む。

自分のリソースは色んなところに分散しているので、まずはリソースを集める必要がある。趣味に20、恋愛に30使っているのを、趣味を我慢したり恋愛を禁止にしたりして20と30を集める。そうやってまずは100を集める。

やはり、まず捨てる必要がある。捨てる、やめる、やらないの決断。みんなこれができないと最近しみじみ思う。自分にとって本当に価値あるものは何か?それを考える。1番以外は捨てる。いま手に入れるのを諦める。普通の人が大事にするものを捨てていくことで、もっと大事なものを手に入れることができる。

 

重要なのは、損が先に来るということ。実際に現実で起こる順番としては「欲しいものが先に手に入って、手に入ったから他のを捨てる」のではなく、先に捨てる。そして捨てたからといってすぐには手に入らない。何年もただ捨てただけの状態で過ごす。他の人よりも持っていない状態で過ごす。そう過ごしていると、やっと大事なものが手に入る。

 

 

と説明しても、実行できる人は少ない。そういう類の話ですね。

 

 

・「ないものはない」と開き直る胆力ほしいよね。自分が苦手で40点しか取れないことを80点取れるようにがんばろうとするから難しくなるわけで。「努力してもしょせん40点なのだから、もう0点でいいや。その分の努力を他に使おう」という開き直りは大事。おれその辺の見極め、開き直り、捨て方は昔から上手いからな~。どこかの分野で0点を出すことに躊躇がない。おれの強みは度胸ですね。