これはフィクションです

32歳。男性。自営業。独身。

暮らし。4月1日から15日

・4月。仕事の繁忙期が終わったので暇。4月にやる予定だった仕事を我慢できずに前倒して3月にやったから当然ですが。

でもこうやって1年のなかに暇な時間、ニートタイムが2、3回くるのはいいですね。ちょっと休憩してやりたいけどできてなかったことをできたりするし。本読んだりね。あとは今年の計画を見直したり、将来に思いを馳せたり。休息してスッキリとする。大事です。

 

 

 

・春の日差しから夏の訪れを感じて怯えている。去年の夏はひどかった。暑いので外出や旅行に制限がかかり、おかげで釈然としない日々だった。今年はそうはいかないぞ!夏め!

ということで夏は避暑をしましょう。長野や北海道が候補としてあります。6月、7月、8月が暑さのピークとして、このうち1ヶ月は夏を避けて暮らしたい。

 

 

・ゲホゲホ。咳。3月に京都にいたころからゲホゲホやりだした。でも症状は咳と痰が出るだけなんだよね。喉も痛くない。

最近こういう変な風邪みたいなの多い。これがコロナですか?であれば僕は数回かかっています。

思い返したら3月の19日あたりから、仕事でしゃべりすぎて喉がダメになっていたのであった。

 

いま31歳だけど、25歳ぐらいから喉が弱くなった気がする。むせたり咳き込んだりすることが増えた。最近も風邪っぽいときは咳が出るものね。そして止まらない。健康の報告でした。

 

 

・みんなが欲しがるものを自分も同じように欲しがっていてはダメ。みんながやっていることを自分も同じくやっていてはダメ。ダメです!

最近これを本当に思うね。みんな他の人と同じことをやりすぎ。

 

みんなと同じ場所に自分も行くからライバルが増えるし自分の価値が薄くなる。

自分の能力が高ければそれでもいい。ライバルに勝てる見込みがあるのなら。

 

しかし能力が平均以上に優れていないのであれば、自分の動かし方を考える必要がある。平均の能力なのにみんなと同じことを嬉々としてやっている人間を見るとね。

強者に戦略は必要ないが、弱者には必要。自分が強者ではないと思うなら頭を働かせないと。

 

 

頭を使う以上に必要なのが、みんなと同じことをしない、違うことをする勇気ですね。胆力。おそらくこっちの方が難しい。

 

みんなと同じことをするべきではないと頭では分かっていても、誰もいない場所に実際に踏み込んでいくのは怖いものだ。みんなが怖がって踏み込んでいかないところ。そこに踏み込んでいくから価値が生まれるのだけどね。

 

それを感覚で分かっている人間がたまにいて、そういう人は若いうちからホイホイとみんなが行かないところへ踏み込んでいく。おれもそのうちの1人。みんなと違うことをすることが怖くないよね。むしろおもしろいと思っている。「みんなと同じことをするのは、なんとなくダセぇよな」と美意識で思っている。

 

やっぱこういう人間同士で話すと話が合う。そうじゃない人間と話すと、一緒になにかをやったりすると、ズレを感じる。

 

・思い返せばおれは、昔から周りと違うことをするのが平気だった。自分がそうしたいと思えばするだけ。躊躇したことはない。

そういうのは能力とか努力で身に付くものではなくて元々の性格、先天的なものだ。この辺はおれはすごい得をしているなと思う。起業したり経営をしたりする人間として「みんなと違うことをするのが平気」というメンタルは強い。あとから身につきづらいだけ余計にね。

 

・最近はみんなと同じことをしている、誰かがやったことをまたやっているやつが目についてイライラしています。お前だけのオリジナルをやれ。

 

 

・自分の動かし方、という発想も普通の人間にはあまりないのだろうなと思う。

自分も駒の1つに過ぎないのよ。全体から見れば。自分という存在も俯瞰して考えること。

将棋やっていると分かりやすい。「大局観」という言葉があったりしますし。

 

自分も駒の1つに過ぎない。そう言われてなんとなく嫌悪感を抱くやつとは話が合わねえ。そんなところで自分の存在価値を感じなくていいんだよ。意思を持った重要な存在ではなく、ただの駒に過ぎない。おれもお前も。

 

駒であるならば、適切な動かし方があるはずだ。世の中という全体の中で。

世の中で自分をどう使うのが一番おもしろいのか?そういうことを考えましょう。

 

これを「メタ認知」と言うのでしょうね。「自分を客観的に見る」とか。

自分の状況を冷静に分析し、行動の判断を下す。そういう活動が好きですね。得意でもあります。

 

 

・自分を大きく変えるタイミングかなー、と思わせられる出来事が最近ありますね。同じ内容のことを別の人から続けて言われたり。(あーここでも言われるかー)となります。

よく考えたら去年に会社を辞めて状況は変わったのに、自分の方向性は変わっていなかったので。「1人になりましたが、引き続きこの方針でいきましょう!」という感じ。それで結果は出ているし気分もいいのでOKなのですが。

しかしあまりに同じ話をされすぎだ!こりゃあ、今年はなんかあるかもね。

 

とりあえず簡単なところから着手した。

おれは自分の周りに壁を作っていて人が近づきづらい。なにかお願いしたくても「は?」という怒号がおれから飛んできそうで頼めない。変な人が自分に近づいてこないために作った壁だが、近づいてきてほしい人も遠ざけてしまっている。

 

という自覚はあり、ちょっとよくないかもなと思っていたところにお友達からも言われた。お友達からアドバイスとして「『なにかあったらいつでも言ってくださいね!手伝いますよ!』と自分から声をかけるといいよ」と言われたのでその通りにする。

 

「すごいなぁ」と尊敬していた人が1人おり、ちょうどその人が挑戦のタイミングで、かつ自分が力になれそうだったので声をかけた。結果、「ありがとう!ぜひお願いします!」となり、力になることができた。よしよし。こういうのを自分からやっていけばいいと思う。これで仲良くなりたい人とのあいだに作ってしまった壁を壊していこう。

 

 

・3月も仕事の調子よかったので宴会。博多の魚蔵。

uokura-hakata.com

 

 

刺身のタコがやたらうまかった。

 

クエのあら煮。うまい

 

天ぷら。衣が薄いのにバリッとしていてうまい。

 

寿司もうっま!

 

汁もやたらうまい。

 

普段は酒は飲まない。しかしこういうとこでは雰囲気で日本酒を頼む。そうしたら店の人に日本酒好きと思われて「最近出た銘柄なんですよ」とサービスされてしまった。しかも多い。アルコール摂取量の計算が完全に狂う。

受け皿になみなみにこぼれるほどもらい、半分飲んでギブ。

 

 

 

・ノリでマーケティングセミナーを受講。
なんとなく聞いたことのあるマーケティングの基本の話をされる。されていて、微妙に違う気がするなと思うことがあった。「そういうのが効果あることもあるのだろうが、すべての事象に通用するわけではない」という違和感。

自分のビジネスを見てみると、明らかに基本のプロセスをすっ飛ばしていますが、でも商品は売れている。

こういう時は「現実の方を見ましょう」と思った。理論と現実のあいだでズレがあるのなら、合っているのは現実でしょう。理論というのは現実から要素を抽出して言語化したものに過ぎないので。その理論が正解の保証はない。

現実を見て考えた結果、理論を超えたものを発見できた気がするので満足。直接に恩恵は受けていないが思考は進んだのでいいセミナーだった。

 

全てのことに通用する、再現性のあるノウハウなどないですね。なので個別で相談に乗り、その場その場で適切な解決策を出していくことだなと思った。

 

 

・久しぶりにがっつりミステリー小説読めて満足。やはり開幕から死体が出てくるとテンションが上がる。

 

 

・​​中島飛行機のウィキを見ていたら創業の辞を発見。

「(現代語訳)思うに日本の防衛はお金の掛からない新兵器を基礎とした戦い方を見つけてゆくしかない。戦艦一隻を建造するには莫大な費用がかかるけれども、飛行機なら戦艦一隻の費用で三千機が作れる。(これに魚雷を積めば)その力は戦艦よりも優れている。飛行機は1月で完成する。だから民間なら1年に12回計画を変更できる。しかし国営は1年単位の予算計画だから年1回だ。日本の飛行機工業は官営で民間企業中心の飛行機先進国の欧米と向かい合っている。今、民営飛行機会社を作り官営中心の流れを変えなければ国家の運命はどうなるのだろう」

 

ちゃんと思想、「日本」という視点と日本の防衛についての戦略、飛行機のメリット、「民間なら12回いける」という自分たちの強み。

創業者のメッセージとして必要な要素が組み込まれている。いい文章だ。過不足がない。

過不足ない文章を書くのは難しい。だいたいエピソードが足りないか、無駄な文章がある。