これはフィクションです

32歳。男性。自営業。独身。

夏の過ごしかた【2023年】

去年の福岡での夏の暮らしが良くなく、暑いので色々なことに消極的になり生活が崩れた。なので今年は夏を避けようという試みがありました。そして現在は9月27日。夏が終わろうとしています。様子を振り返って記録しておきます。

 

7月 長野編

・長野県が涼しいのでは?と思い、軽井沢で長期滞在できる物件を探す。しかしすでに予約でいっぱい。妥協して安曇野市で借りる。7月1日から16日まで。16日以降は長野県塩尻市の友達の家に居候することができ、7月いっぱいを長野で過ごすことに成功。

 

安曇野市は豊科駅から徒歩10分くらいのところのウィークリーマンションを借りました。

結果的にこの物件はとてもよかった。

 

 

・気候。普通に暑いです。日中はしんどい。日傘が必要。

・でも湿度は高くない感じがする。風がむわっとしておらず爽やかさがある。

・日が沈んでいる朝の早い時間や夜は涼しい!これは明らかに涼しいです。

 

 

・虫が多いです。マンションの通路に小さな芋虫がいたりした。やめてちょ。久しぶりに生きているミミズを見た。

夜は涼しいけど虫が入ってくるので窓が開けられない。網戸ありますが、どこからか侵入してくるので。

 

 

・物件について。写真に写っていない左奥にベッドルームがあります。

 

料金は16日で9万円です。キッチン用品がほぼなく、備品を買ったりしたのでそれ以上。ウィークリーマンションを借りると結果的に1泊5000円ぐらいはするので、ホテルで連泊するのと変わらなくなる。

僕は料理がしたかったのでキッチンが使えるウィークリーマンションにしました。ホテルで十分な人はホテルでいいと思います。

広さは1LDK。充分。風呂トイレ別でお風呂も綺麗だった。人間の精神を健康に保つには1LDKの広さが必要とわかる。

 

・近くにイオンがあり、日々の買い物はここで用が足ります。食品だけではなく日用品も売っていたので助かりました。

 

・仕事の作業場として使えるガスト、スタバ、コメダも近くにありました。

ガスト等で作業してから丸亀製麺で冷やかけうどんをキメていくのが最高。夏だな!という意識に。

 

 

・風景

 

 

 

 

 

とてもいいですね。安曇野と別の長野地域が混ざってますが。

3枚目の場所に来たときは「俺が求めていた夏の風景はここにあったのか」と思いました。

 

上高地も激しく感動。バス停から歩いて行き、風景が目に入った瞬間に「おお」となりました。心が動く景色に出会う楽しさは素晴らしいですね。

 

 

・釣り堀があり、ハマる。

 

 

10年以上ぶりの釣り体験がとてもよかった。自分が釣ったものを食うという狩猟体験は、なんだかとても精神に効く気がしました。身体に満足感と気力が湧いてくる気がします。月1回ぐらいやりたい。

 

・わさび。この体験は普通。。

 

 

 

・結論。長野いいですね。来年もありだ。

僕の実家が群馬にあり、そのせいで「長野?群馬と同じでしょ」と見逃していました。感想は「俺が求めていたのは長野だったのかー」です。

長野自体もいいですが借りたマンションが非常によく、それは主にスタバ→丸亀うどんのコンボだったりします。丸亀うどんで冷やかけうどんを食う体験が自分の人生に大いなる光をもたらすことが分かりました。

 

 

 

8月〜9月 北海道編

8月1日には福岡の自宅へ帰宅。暑い。

ここから活動が休眠期に入り、将来が不安になるほどだらだら過ごす。気合いの入れかたを忘れたまま8月26日北海道へ。

 

まずは釧路。北海道の天気予報を見ると明らかに釧路が気温が低く、釧路に決定。長野と同じようにウィークリーマンションを借りる。



・物件。料金は2週間で7万円。広めの1K。
やべえのが、エアコン、クーラーがない!契約したあとに気づき手遅れ。

調べると、釧路の物件はほぼクーラーがない。「クーラーがいらないほど涼しいのよ」ということだと思う。

しかし釧路も年々暑くなってきており、釧路でも異常な暑さが記録された。訪れて最初の3日がそこに直撃し、汗だくで寝ながら「終わった」と北海道生活の暗黒を覚悟した。

 

早急に扇風機を買い、近くのクーラーがあるホテルで1泊したりしてなんとかやり過ごした。それからは気温が下がり、確かにクーラーがいらない生活に。特に夜は寒いほど。釧路は曇りが多いので日中も安心して外出できた。

 

 

・借りたマンションの周辺は衰退の匂いがするエリアだった。やってるんだかやってないんだか分からない店と、人がいるんだかいないんだか分からないビルが多数。駅前の車通りも少ない。

 

川沿いはいい感じの雰囲気だが誰もいない。

 

 

釧路湿原はよかった。釧路駅から電車で行けたし。釧路湿原駅から徒歩15分くらいで写真の場所に辿り着く。

 

早朝に行ったらほぼ人がおらず満喫。このような平野を見るのは初めてだ。

 

 

・寿司。

 

 

 

 

確かに美味しかったが、「北海道の回転寿司は他と全然違う!」と騒ぐほどでもなかった。これぐらいであれば、だいたい日本のどこでも体験できると思う。日本の海産物に関する物流はすごいということだ。

これについては今回の旅で最も興味を持ったことです。日本の物流すごくない?海のない県でも美味い寿司が食える。

 

 

釧路の市場で良さそうなマグロがあり、買おうかと思って産地を見たら長崎県だった。福岡のほうが近いじゃねえか!

他にも奄美大島から来てるカツオがいたり。寿司屋のサバが九州産だったり。すごくない?

わざわざ奄美大島からカツオを持ってくる意味が分からん。明らかにコストのほうがかかると思うのだが。

 

大阪に住んでいたころ近所のスーパーで青森県の大間のマグロを発見して以来感じていた、日本の海産物の物流に関する興味が一気に湧いてきた。すごいことになってませんかね。どういうことになっているのか?とても知りたい。

 

 

・釧路に話を戻して。
気温は本当に涼しくてよかった。しかしウィークリーマンションなどの物件はクーラーがないところが大半なので、ちょっと暑い日に大変なことになる。

 

釧路は街全体がクーラーに対する意識が低いように思った。クーラーが必要なことが稀だから、クーラーがある店でもちょっと暑いくらいだとつけないのだろう。おかげでだいたいの店がちょっと暑い。

 

このような非常にいい雰囲気の喫茶店などあるが、ちょっと暑くて残念だ。

 

 

ということで釧路は「外は涼しいが、中が暑い」ということになっておりちょっと微妙。長野に比べるとウィークリーマンションの質もよくなかったし。

 

・長野と釧路の2件だけの経験だが、ウィークリーマンションはサービス向上の余地が大いにあると思う。長期滞在のためのサービスなはずだが、必要なものがそろっていない。


部屋の掃除は自分でする仕様だが、掃除用具が貧弱だったりね。コロコロくらい置いとけや。

あとティッシュやトイレットペーパーの予備が1つしかなかったり。結局自分で買い足す必要がある。ティッシュぐらいどさっと置いとけや。ハンドソープもないし。

備品欄に「包丁あります!」とあったので安心して行ったら、刃が欠けた包丁だったり。こんなのあると言わねえんだよ。結局、包丁も買った。

 

とかやってると余計なものをどんどん買うことになる。この辺が少々うざいわね。おかげでいま家に包丁が3本あります。

 

・その後は帯広、札幌へ移動。
帯広も札幌も涼しかった。帯広と札幌にいたのは9月の10日あたりだったので、もう秋が始まっていたのかもしれない。
他の地域は9月いっぱいはまだ暑いので、9月を札幌で過ごすのはあり。札幌は都会でいろいろあり楽しそうだった。


・北海道は19日滞在して、諸々で20万円ほどかかった。
まあまあカネのかかる遊びではありますが、20万で20日近く夏をキャンセルできるのは結構いい。

 




まとめ

・毎年、夏になるとあちぃあちぃ言ってきましたが、あちくない地域も日本にはあるということが分かりました!気合を入れれば夏をキャンセルして秋に突入することは可能です。7月8月を長野で過ごし、気分転換で9月を札幌で過ごすなど。

あんま調べてませんが他に日本で涼しいところはあるのでしょうか。来年の課題とします。