これはフィクションです

33歳。男性。自営業。独身。

23歳、新卒入社5ヶ月で会社を辞めた理由

僕、大学を卒業して新卒で入った会社を5ヶ月で辞めてるんですよ。4月入社で8月末退社です。

 

その後、起業→失敗してニート、フリーター→また起業  ということで現在に至ります。

 

 

 

今回は、新卒で入った会社を辞めたい人の参考になればと思って、自分が望んで入った会社を辞めた理由をちゃんと書いときます。

 

 

 

 

 

 

 

1、メンタルやられた

 

鬱になりました。5月からすでに休日なんにもしたくなくなってた。

 

(1年目はみんなこんなもんかな)

 

と思って我慢してたけどいつまで経っても治らないので、会社を辞めることを考えはじめました。

 

 

 

 

 

 

 

2、自分のやりたいことと会社の業務が一致しなくなった

 

入った会社から内定出たので就活終わりにして、自分で教育系のサークルつくりました。主に1年生を集めてビシバシ育成してたんですが、それがおもしろすぎて自分がやりたい仕事が変わった。

 

会社は人材系じゃなかったし、人材育成なら別にひとりで出来るわ、と思って会社にいる必要がなくなってしまった。

 

 

 

 

 

 

 

3、先輩みたいになりたくないと思った

 

あれはもう会社を辞める方向で考えてた頃だった。

 

取引先の社長が来るとかで、2年目の先輩と4年目の先輩と一緒に応接室のセッティングをしていました。

 

そしたら「お茶菓子が安いやつしかない」とか「ソファーに染みがついてる」とかで先輩たちがあたふたしてんの。それを見ながら(来年こんなことしてたくないな)ってしみじみ思った。ふたりとも社内では出世してる方だったから余計に。

 

知らないオッサンのためにあたふたするなんてアホらしい。お茶菓子なんてルマンドハッピーターンでええんじゃい!

 

 

 

 

 

 

 

4、退職を決断させた最後のひと押し

 

社長の誕生日会だね!この愚痴を書きたいだけです、今回の文章は。

 

 

 

入ってすぐに会社の設立記念パーティーの運営を新卒全員でやらされて、質の悪い文化祭みたいなことやってる自分に吐き気がしてた。

 

 

 

社長の誕生日が10月だかにあって、そのパーティーの準備もやらされそうだったの。だから急いで逃げた。

 

 

 

その時には次の仕事先は決まっていて、そこの社長が「うちに来るのはいつでもいいよ」って言ってくれてたけど、この誕生日会が俺将に決断させました。

 

 

 

「我が軍はただちに撤退する!目標は、8月末!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1、2があって会社を辞める方向で考えはじめて3、4が来て決断。って感じですね。

 

 

 

 

 

 

 

不思議なもので、会社を辞めようと考えはじめた次の週に新しい仕事のはなしが来た。しかも自分がずっとやりたかったやつ。

 

 

 

やっぱ1個捨てると1個入ってくるもんで、新しい何かが欲しければいま持ってるものを捨てるしかない。

 

 

 

なにか決断をした時に、どわぁーって色んな欲しいもの、人なり仕事なりチャンスなり、が向こうから寄ってくる瞬間が好きで。

 

 

 

まるで神のような存在が、おれの決断に強烈ないいね!をしてるかのよう。

 

 

 

ああいう瞬間が一度でもあると自分の人生が祝福されたものだと思える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、僕も会社を辞めて2年が過ぎ、会社を辞めることの良し悪しは人それぞれなので分かりませんが、僕は会社を辞めたことを一度も後悔したことはないです。

 

 

 

 

 

どう生きるにしても、そうやって自分が選んで進んで来た道を、

 

「そら見てくださいよぉ!あれがおれの歩いてきた道ですっ!!」

 

って人に胸張って言えるようにしたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

編集後記

 

会社のブランドに頼らず、自分の信用だけで仕事をする。というのはマジ過酷だけども、過酷なおかげで成長や出会いがあって、今の自分や仲間がいるので良しとする。

 

 

 

最後に、去年の日記の一部を引用して終わりにします。

 

 

2015年5月27日

 

来週誕生日。

 

うーん、こんなはずでは…笑

 

 

 

まあしかし、今している苦労をせずに成功してしまうのはどうかと思う。

 

それにここから上がれた時、その経験は大きい。

 

つうことで現状を恨むことはないか。