これはフィクションです

32歳。男性。自営業。独身。

2020年10月12日午前1時54分

ソニー創業者の盛田昭夫の本を読んでいて出てきた、

 

MADE IN JAPAN

 

という単語に熱いものを感じた。

それって、誇りだよな。



アメリカ企業との商談で相手が、製品の質が心配だの、価格が高いだのごちゃごちゃ言ったときに、

 

「これは日本製だ」

 

その一言で、相手を納得させられるような。

製品の質、価格の高さ。すべてを説明し、保証する。そんな言葉。





MADE IN JAPANというタイトルで映画をつくりたくなった。ソニーをモデルで、日本企業がアメリカ進出に奮闘する話。

日本の製品は、安いが質が悪い。という評価だったのを逆転させていく。



ラストシーンはアメリカ企業との商談。ブツブツ言う相手を、

 

「MADE IN JAPAN」

 

の一言で納得させる。



このラストにするなら、映画の冒頭に同じような商談の風景を持ってきて、

 

「日本製だと?話にならん」

 

と言われるシーンが必要だね。



 



多くの人が時間をかけてつくってきた、周りの人からの信頼と、いま自分がそれを担っていることの誇り。

 

みたいなの熱くてかっこよくて好き。MADE IN JAPANもそういうものだろう。




北方謙三の『楊家将』がそんな感じで、あれで「我らが一族の誇り」てきなことにハマった。



楊業という国で最強の武将と、その7人の息子たち。息子もみんな強い。かっこいい。



「家族全員が同じ道を極めようとしているけど、なんだかんだお父さんが1番すごい」

 

みたいなパパにもなりたいし、

 

先達として尊敬できるお父さんと、同じ道を極めようとしているお兄ちゃんと弟がいる男の子にもなりたい。