これはフィクションです

32歳。男性。自営業。独身。

2020年12月14日午前5時28分

「そこを考え出すとめんどくさいから考えないほうがいいぞ」

 

ということを今年新しく、人の話を聞いているときに思うようになった。

あんま突き詰めればいいってもんじゃない。

 

 

いろいろと考えを深くしていくことは大事だと思うが、考えると抜け出せなくなる沼のような場所はある。そういう、ほじらない方がいい部分が分かってきた。

 

自分自身が考え込む性格で、沼にはまって出てこれなくなった経験があるからだろう。

 

めんどくさいことを考え出して、ちゃんと答えを見つけられるほど頭が良いならいいが、見つけられる確証がないのであれば深入りしない方がいい。中途半端に考えると沼の中央で行きも戻れもしない状態に陥ってしまう。そうなるとだいたいそこで終わりになる。

 

 

自分のやっていることが人から評価されてお金になっているのであれば、だいたいのことはそれでいい。自分自身の小さな違和感を追いかける必要はあまりない。

 

追いかけた先で答えを見つけられることが稀だし、見つけた答えがさらなる評価やお金に繋がるとも限らない。

 

俺なんかが見つける答えは、やっていることの意義を見失うものの場合が多い。プラスに転じるどころか無に帰す思考であれば、そっとしておいたほうがいい。 

 

 

沼を具体的に言うなら「人生の意味」とか?あと自分の仕事の意味とか。

 

そういう沼を考えるのは10代のうちに済ませておきなさい。30歳すぎて言いだすんじゃない。お前はただ、嫁と子供のために毎日会社に行って家に帰ってくるだけの存在だ。

 

だし、「◯◯の意味」みたいな沼の存在に10代のうちに気が付かなかった時点であなたはあまり頭が良くないので、今後の人生ムダな思考はせずに生きていった方がいい。考え事をするのに向いてない。

 

 

 

ということで、あまり深く考えればいいってもんでもない。ほじらない方がいいテーマはあります。ほじったところがいいものが見つかるわけでもないし。あんま深く考えすぎない方が身のためだぞ。