これはフィクションです

32歳。男性。自営業。独身。

2020年12月11日21時02分

本日はインターネット(以下インターネッツ)についての話をします。

 

インターネッツが我々の生活に登場して月日が経っているが、実はインターネッツの利点を最大限に利用できているビジネスは少ないのではないか?もしや「インターネッツを最大限活用する」ことを徹底するだけで輝くビジネスがあるのかもしれない。という話です。

 

 

(余談。そもそもインターネッツは誰がどういう発想で考えついたものであるのか?知りたい。
まず仕組みが理解できていない。なぜ自分が投稿した文章が、遠く離れている人も時差なく読むことができるのか?どうやらインターネッツには「距離と時間を越えたい」という発想がありそうだな。フム)

 

 

 

「実はインターネッツを活かせていない」

 

という指摘がされていたのは、ウーバーについてだった。出前の方ではなく、スマホでタクシーが安く呼べる方のウーバー。

 

 

ウーバーにはアメリカ中で多くのドライバーが登録をしており、これはすごいことなのだが、実際にウーバーを乗り手として使うユーザーにとってはあまり意味がない。

 

なぜかと言えば、いくらアメリカ全土で多くの登録者がいようと、ユーザーに価値があるのは自分が車に乗りたい一部の地域にいる登録者でしかないからだ。東京の新橋から乗りたい人にとって、北海道に優秀なドライバーが多くいてもそれは価値にならない。

 

ということで配車アプリのウーバーは、他の配車アプリに局地戦を強いられていて大変らしい。それはそうだ。千葉県のユーザーを取るのに北海道のユーザーを集める必要はない。千葉県だけで勝負ができる。ウーバーはせっかくの登録者の多さがユーザーにとっての価値に繋がっていない。という指摘だった。

 

 

 

なるほどなるほど。

いくらアプリをつくってインターネッツで人を集めても、そのビジネスのどこかに「リアル」な部分が含まれていると、インターネッツに制約が生まれるというわけだ。

  

最近「出会い系」からイメージチェンジに成功してきているマッチングアプリも同じことが言える。

  

いくら全体の登録人数が多くても、ユーザーにとっては自分が住んでいる香川県観音寺市にどれだけ登録者がいるかが価値のすべてになる。恋愛となると、基本的な価値観では、だが「ユーザー同士が実際に会わないといけない」。

 

 

この「ユーザー同士が実際に会わないといけない」

これがやっかい。リアルな部分。おそらくリアルな工程が少しでも入っていると、インターネッツを活かせるビジネスにならない。そもそもはじめから無理なビジネスがあるということであります。

 

 

その点YouTubeは非常によい。非常にインターネッツなビジネスだ。

 

投稿者は自分たちだけで勝手にサイトに動画をあげ、視聴者はその動画を世界中どこからでも、そしていつでも見ることができる。距離にも時間にも囚われない。

 

 

我々はいつまで距離と時間に囚われているのだろうか。

我々の足かせになっているのは、はたして距離と時間だけなのだろうか。