・糸島で遊ぶ。
あいかわらず誰もいない。
・会社やめて、引き継ぎも終わって、気持ちが晴れ晴れしてきた。
そのような景色。やっぱ海の近くに引っ越してきたのは正解だったな。
・これまでの、先が見えないなかで過ごしてきた苦しい時間が報われ始めている。
本当によかった。
報われるのがあと少し遅ければ、挫折していたかもしれない。
・以前、人に「精神的につらい時期はどうやって乗り越えてきましたか?つらい時期の乗り越え方、というのはありますか?」と聞かれたことがある。
「つらいなー、と思って過ごすだけじゃないですかね」と答えた。
向こうはなにかしらの方法論を聞きたかったはずなので、しらけた反応をされていた。
俺としては、この答え方は気に入っている。
こういうときに偉そうにノウハウを語る自分でなくてよかった。
つらさを乗り越える方法、なんてないよな。気の持ちようでごまかすだけで、つらさを感じているのは変わらないだろう。
つらいものは、つらいです。
黙って耐えるしかない。
先人の知恵によって、人生においてめんどくさいことをショートカットできたり、失敗せずにやっていくことができることもある。
でもどうしようもない壁はあって、本人が自分でどうにかするしかないタイプの問題や葛藤は、まだ多くある。
苦しいのが当たり前。つらい時間を味わうのが普通。それを越えた先に自己実現があり、幸福がある。
だから自分が挑戦を始める前に「つらい時期の乗り越え方」なんて聞くのはナンセンスだね。
困難を嫌がる人は挑戦が向いていない。代わりに、現状維持が向いています。
で、乗り越え方を教える方もナンセンスだね。「知らん」でいい。各自、苦しめ。
苦しんだ先にしか、大きな充足はない。