そこそこのお金を稼ぐためには「世の中をこうしたい!」というビジョンや志はない方がよいと思う昨今。
自分のなかに余計なものがあると、その時に一番よい方法を取れない。
稼げる方法があるのに「それはちょっと」とかグズグズ言う。
だから無がいい。
質の高いビジョンならいいけど、若造が気取って言うビジョンだの理念だのは質が低いからダメ。仕事するのに邪魔。
質の低い志を持つくらいなら何もないほうがいい。
流れを見て、先を読んで、必要なものを準備していく。一番儲かりそうなところに資源を投入する。これらの作業をするときに志は必要ない。
理想があるが故に一番儲かるところに参加できず、儲からないところに縛られる。
仕事の推進力になるビジョンと、そうじゃないどうでもいい個人の精神的疾患があって、本人は両方を混同してビジョンと思いがち。
これを分けるのがたぶんムズいので、いったん自分がこだわっていることを全部捨てるのが早い。