これはフィクションです

32歳。男性。自営業。独身。

糸島の暮らし。12月1日から12月15日

・12月。寒い。

福岡マジであったかくて、というか暑かった。11月後半まで「暑い」と思っていた。が、ついに陥落。寒い。

 

 

・暇だ。人生何度目かのハイパーニートタイム。俺の人生にたびたび訪れる時間です。朝起きて、午前中にはその日のやることが終わっている。暇を潰すのに苦労する。

 


・素晴らしいカフェを教えてもらう。




家からチャリで来れる。ここを勤務地としましょう。



・ただいま31歳。結婚して子ども欲しいならここで動かねえとな。という気持ちになってきた。
いや、そのために活動するのは本当にめんどくさいんだけど。明日になったら急に奥さんいて、子ども生まれてないかな。ほんとそれでいい。結婚や子育てという結果は欲しいが、恋愛という過程がいらねえ。だりぃ。

 

・昔から思うが、彼女として素晴らしい女性と、奥さんとして素晴らしい女性と、母親として素晴らしい女性は、すべて違うよな。それぞれ素晴らしさの定義が違う。しかし現代の制度ではそれを1人の女性に求めなければいけない。

週1で会ってセックスする分に素晴らしい女性はたくさんいるだろうが、毎日一緒に暮らして、しかも子育ても一緒となるとな。ハードルが激あがりです。はあ、だるい。こんなことで悩みたくないので、もう来年に結婚でいいです。良さそうな人がいたらスパッと決めたい。ダメなら離婚すりゃいいだけだし。

ということでキレそうになりながらマッチングアプリをしています。

 



・ハイパーなコワーキングスペースを見つける。すごい。

 

 

・創業し、3年勤めた会社をやめて無で生きている。次の行き先はまだ決めない。

無で生きるのは難しい。休むのは難しい。つい「今月のKPIは…」などと考えてしまう。目標と進捗だけが人生ではないぞよ。

 

 

野心に蓋をする。無で生きようと思っても、つい何かを欲してしまう。賞賛されること。他人から求められること。それが欲しくなって、余計なことを始めてしまう。周りにウケそうなことをやってしまう。そうして本来やるべきことをやる時間がなくなる。

 

それを避けたいので、野心に蓋をしなければな。殺してはいけない。またすぐに野心は必要になるので。蓋をして出ないようにするだけ。きっと殺すより難しいだろう。

 

 

みたいなよく分からんことを考えているから女にモテないのでは?正解。

 

 

 

 

 

 





・中学の時、「みんなと違うことをするといじめられるよ!」と、普段みんなと違うことをしまくっている友達が言っていてウケたのを覚えている。お前が言うのかよ(笑)

 

俺は1人で変なムーブをしがちである。例えば買い物。明らかに俺向けではない商品やイベントに、勝手に価値を感じて買ったり参加したりするので。想定していないやつが来て、買われたほうも困るであろう。

 

たまに買われたほうが「想定はしてなかったが、この人(俺)のようなお客さんはもっといるのでは?」と、俺のような客がたくさんいることを期待したりするが、俺みたいなやつは、俺しかいない。俺がおかしいので楽しんでいるだけです。こんなことをするやつは1人で終わりであろう。さびしいね。



 







・などという感傷も、イカした友達と温泉行って焼肉食って経営の話をすれば忘れる。


つまり一瞬の感情であって、そのために何か行動するのはバカげている。なにもせず無で過ごそう。